【講演概要】
企業活動のゴールは長期利益にある。競争の中で長期利益を実現する手段が競争戦略だ。その本質は独自性――競合他社との違いをつくる――にある。この講演では競争戦略の基盤にある戦略的意思決定が何であり、何ではないかを論じる。
【講演者プロフィール】
専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師、同助教授、ボッコーニ大学経営大学院客員教授、一橋ビジネススクール教授を経て2023年から現職。著書として『楠木建の頭の中 戦略と経営についての論考』(2024年、日本経済新聞出版)、 『楠 木建の頭の中 仕事と生活についての雑記』(2024年、日本経済新聞出版)、『絶対悲観主義』(2022年,講談社+α新書)、『逆・タイムマシン経営論』(2020年,日経BP,共著)、『ストーリーとしての競争戦略:優れた戦略の条件』(2010年,東洋経済新報社)などがある。
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https://microfocus-japan.com/Kusunoki.pdf