【講演概要】
企業活動のゴールは長期利益にある。競争の中で長期利益を実現する手段が競争戦略だ。その本質は独自性――競合他社との違いをつくる――にある。この講演では競争戦略の基盤にある戦略的意思決定が何であり、何ではないかを論じる。
 

【講演者プロフィール】
専攻は競争戦略。企業が持続的な競争優位を構築する論理について研究している。一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。一橋大学商学部専任講師、同助教授、ボッコーニ大学経営大学院客員教授、一橋ビジネススクール教授を経て2023年から現職。著書として『楠木建の頭の中　戦略と経営についての論考』（2024年、日本経済新聞出版）、 『楠 木建の頭の中　仕事と生活についての雑記』（2024年、日本経済新聞出版）、『絶対悲観主義』（2022年，講談社+α新書）、『逆・タイムマシン経営論』（2020年，日経BP，共著）、『ストーリーとしての競争戦略：優れた戦略の条件』（2010年，東洋経済新報社）などがある。

▼詳しい著作はこちら▼
https://microfocus-japan.com/Kusunoki.pdf

【講演概要】
近年のサプライチェーンを取り巻く状況を踏まえて、バイヤー企業とサプライヤ企業から構成される「サプライチェーン・コミュニティ」に注目が集まっています。「サプライチェーン・コミュニティ」は、既存や新規のサプライヤとさまざまな情報を共有・連携することで、強靭かつ柔軟なサプライチェーンの実現を支援します。本セッションでは、バイヤーとサプライヤ間で強固な情報連携を実現するOpenTextのサプライチェーン・コミュニティソリューションをご紹介します。

【講演概要】
インターネット黎明期から、1992年に日本初のインターネットサービスプロバイダ（ISP)として創業されたIIJ様は30年以上に渡り15,000社以上の顧客に向け、サービスをご提供され続けております。
更に顧客システムの規模も大きく、様々な製品やサービスが組み合わされ、ここ10年でシステム運用がカバーすべき領域はオンプレミスからパブリッククラウド、そしてマルチクラウドへと、大きく様変わりしました。
しかしシステム運用の体制に変革、効率化が求められる反面、運用担当者の属人化、運用タスクのブラックボックス化、システム拡大に合わせた工数・コスト増など運用に関する課題は山積しています。
これまでの豊富な実績とノウハウにより、システム運用のアウトソーシングを提供されてきたIIJ様より、今回は直面する様々なITシステム運用の課題に対し、OpenText™ Service Management (SMAX)の機能群（サービスポータル、ITSM、構成管理、自動化）を使い、どのように解決していくべきかを、事例を交えご提言頂きます。

【講演概要】
セイコーエプソンは、グローバル経営基盤変革に向けたERPの刷新に伴い、EDIの統一と標準化を実現するため、企業間データ連携のクラウドサービスである「OpenText™ Business Network Cloud Enterprise」を採用しました。このプロジェクトは①経営意思決定支援強化、②ガバナンス強化、③低生産性・長時間労働からの解放の3つを目的に推進しています。本セッションでは、これまでの背景や課題、OpenTextの採用理由、プロジェクトの進め方などを詳しく説明します。